2024/08/05 13:33

awaveのDSPに空間オーディオ機能等が実装されました。

この機能は、awaveバーチャルサウンドアルゴリズムに基づいて開発されたサラウンドシステムで、awave独自のアルゴリズムを用いて、多チャンネルサラウンドシステムを構築し、臨場感や没入感、立体感、空気感を高めた車内音響空間を生み出します。
HIFIステレオとサラウンドを統合させた最新の音響効果を付与可能です。
特にセンタースピーカーやリアフィルスピーカー、サテライトスピーカー等をフロント2wayや3wayとうまく統合するにはこの機能のアドバンテージは絶大です。
また、音量により自動的にラウドネスを調節する機能等も実装されました。

対象機種は現在国内取り扱いの下記ハイエンドモデル機種が対象です。
※2024年8月5日出荷以前の製品は、下段の手順で最新ソフトのインストールおよびDSP本体のファームウェアアップデートが必要です。

・DSPA12
・DSP12DMAXⅡ
・DSP16DMAXⅡ




上記機能適用にはDSP本体のファームウェアのアップデートが必要です。
注意点として、2024年8月5日以前に出荷した上記製品のファームウェアをアップデートした場合、現在の設定はメモリー含めて全て工場出荷状態にリセットされます。
現在の設定を移行するために、最新版のソフトウェアで旧ソフトの設定を反映させてPCへ保存する必要があります。
手順は下記です。(各ソフトは下記リンク先からそれぞれダウンロードして下さい)

①現在のソフトウェアでDSPへ接続し、現在プリセットメモリーに保存しているデーターを全てPC本体にそれぞれ保存する。
②オフラインにて①で保存したデーターを現在のソフトで読み込み、各設定を写真や画面キャプチャー等で記録する。
③新しい最新ソフトウェアをPCへインストールし、オフラインにてソフトを立ち上げて①で保存した旧データーを読み込む。
 ※最新のソフトウェアで旧ソフトのEQ等の設定も一部読み込み可能ですが、ソフトのUI変更にともない、TAや各チャンネルの入出力設定等がそのまま反映されません。
④ ②で保存した現在の設定数値と見比べて、新しいソフト画面へ反映と修正を行う。
⑤PC本体へ④で修正した最新ソフトの設定データを保存する。
⑥DSP本体のファームウェアをアップデートする。(手順はダウンロードファイル内に記載)
⑦最新ソフトウェアでDSPと接続し、⑤で保存したデーターを読み込む。
⑧任意のプリセット番号へ保存する。

「awave DSPソフトウェアVer3.8.8」
https://ux.getuploader.com/awave/download/5

「awave DSPファームウェア(DSPA12,DSP12DMAXⅡ,DSP16DMAXⅡのみ)」
https://ux.getuploader.com/awave/download/6